「しんぶん赤旗」2019/3/31
長崎県議選の様相 自民議席増を許さず共産党の議席獲得を
 長崎県議選で、日本共産党は現職の堀江ひとみ候補(長崎市区、定数14、立候補17人)の議席確保と、新人の安江あや子候補(佐世保市・北松浦郡区、定数9、立候補11人)、もとやま敏彦候補(諫早市区、定数4、立候補6人)が議席獲得に挑みます。

 長崎市区では、自民党から7人が立候補。現有4議席から大幅増を狙っています。

 フル規格にすれば事業費が1兆円以上になる長崎「新幹線」。堀江候補は、県議会の「整備促進の意見書」に唯一人反対。ムダな大型公共事業より、くらし・福祉の充実をと主張してきました。高すぎる国保税を引き下げ、子ども医療費を高校卒業まで無料にと訴えています。

 佐世保市・北松浦郡区では安江候補が、石木ダム、カジノ誘致をやめさせ、県民の声を聞く県政への転換をと訴えています。一般紙も「自民現職は石木ダム推進を訴え、これに対し、共産党の新人は、石木ダム反対を前面に打ち出している」と報道。自民党の1議席増を許すのか、共産党が県北初の議席を獲得するのかが焦点となっています。

 自民党会派が独占する諫早市区では、もとやま候補が、初議席獲得を目指し、奮闘しています。